「大殿筋」の強化
では、今週のワンポイントアドバイス をいってみましょう
大殿筋は、骨盤の後ろ側から太腿(もも)の横側につく筋肉です。
立つ、歩くといった動作には欠かせない重要な筋肉です。
よい姿勢の人は、歩くとき後ろの足が軸より後方まで開いています。
歩行とは、大殿筋を使って足を後ろに振り上げ、
地面をけった反動で体を前に推し進める動作です。
この動作によって大殿筋が発達し、お尻がキュッと持ち上がるようになります。
■四つんばいになって行う
【準備】
四つんばいになり、股関節の下にひざ、肩の下に手のひらがくるように
つむじを長く伸ばすようにして、体幹は床に平行。おへそは真下を向く。
1.息を吐きながら、右足を長く保ちながら、後ろ遠くへ伸ばすように上げる
2.姿勢を崩すことなく上げられた所までで、5秒間キープ!
3. 息を吸いながら、ゆっくり元に戻す。
4.1〜2をくり返す
5.左右それぞれ、10回を1セットとして、1日3セット行いましょう。
【注意すること】
この時、骨盤が前傾してしまうと、仙腸関節に負担がかかります。
50kgの重りをもち上げるのと同じくらいと言われています。
骨盤が傾かないように、腹筋を意識して行います。
股関節を必要以上に過伸展させないこと。
腰が傾くところまで以上に脚を持ち上げないようにしましょう。